2023年3月9日木曜日

六郷小の学区の変遷

六郷小の学区、どこまでか知っていますか? 

地図に表すと、こんな感じになります。山間部を抱える西部を除けば、市内屈指の広さです。

(地図:仙台市HPのオープンデータポータルより)

ただし、この学区については、150年の歴史の中では、大きな変遷をたどってきました。

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校名に「六郷」がついたのは、六郷村にある2校(飯田小・種次小)が統合された明治34年(1901年)。六郷村全域が学区となったわけですが、その時の学区には、現在の沖野小・沖野東小学区も含まれていました。

その後、昭和16年(1941年)に 六郷村は仙台市と合併しますがしばらく学区は変わらず、60年近く六郷地域全域が一校区でした。六郷地区の学区が分かれたのは、昭和32年(1957年)種次分校が東六郷小として独立したことによります。
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さらにその後、沖野地区の人口が増えて昭和52年(1977年)に沖野小が独立(5年後には、沖野小からさらに沖野東小が独立)してさらに狭くなりました。
(そんなわけで、沖野は六郷小学区ではありませんが、六郷地域ではあります! 六郷小の児童・保護者でも意外と知らない人が多いかもしれませんが…。)

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今の学区になったのは、まだ記憶に新しい平成29年(2019年)4月。
東日本大震災の影響を受け、六郷小と東六郷小が統合したことによるものです。

六郷小の学区の変遷は、六郷地域のたどってきた歴史と密接につながっています。

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実行委員会だより最終号

仙台市立六郷小学校 開校150周年記念事業について、決算の監査も終わり、実行委員会の最終号を発行いたしました。 沢山の方々のご協力の元、この時を迎えられました。心より感謝申し上げます。